こんにちは。わたやです。
毎日暑すぎてちっとも進みません。
刺しても間違えてほどいてばかりです。
その上、現在、刺し進めている生地が
よりによって裏側が起毛になっているリネン生地ときています。
そこで今日は、菱刺しを始めたきっかけについて書いてみようと思います。
まず、わたやの出身は菱刺しが伝わっていると言われる
青森県南部地方というところで、高校卒業まで住んでいました。
それなのに、大人になるまで菱刺しのことを知りませんでした。
そんなわたやが菱刺しに出会ったのは、「まるごと青森」というブログです。
青森県の観光や物産やグルメについて紹介しているブログです。
高校卒業後、青森県外に引っ越してから
住んでいるときは当たり前だったものが、実は特別なものだったり、
他には売られていない物だったりということに気がつきました。
そんな時、「まるごと青森」のブログで南部菱刺しのことを知ったのです。
10年ぐらい前になるでしょうか?
最初に見かけたときは、特に何とも思いませんでした。
その後しばらくして、二度目に目にしたとき
何で知らなかったのだろうとショックを受けたのでした。
どの記事だったのかは、今となっては分かりません。
とにかくその後ネットで菱刺しについて調べたのですが
当時は、ほとんど情報は見つけられませんでした。
「まるごと青森」は青森県のことを紹介するブログなので
津軽地方に伝わるこぎん刺しの記事も時折ありました。
こちらのこぎん刺しについては調べると本もたくさん出版されていて
津軽地方の学校の家庭科でこぎん刺しを習うという情報もありました。
そして、菱刺しがこぎん刺しと共に
日本三大刺し子と呼ばれていると知ることになります。
実はこぎん刺しのことも知らなかったのでした。
その頃唯一手に入る菱刺しの本が「菱刺しの技法」で
運良く手に入れることができました。
それからです。この本を教科書に今まで刺してきました。
遡ってみたら、この本を手に入れたのが8年前の2010年のことでした。
だんだん記憶も怪しくなってきているので
振り返るちょうどいいきっかけとなりました。
長文となりましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございました。